よくある質問


Q:自分が欲しいと思っていたシステムと違う物が出来た場合にもお金を払わなければいけないのでしょうか?

 支払う必要はありません。通常は、事前に発注者側の要求を十分にヒアリングし、要件に合ったシステム構築をします。納品時にもシステムの確認を行い、要件に合っていない場合は修正したうえで再度納品となります。最終的に納得した上でシステム開発費の支払いを行います。



Q:お金の払い方は通常どうなっているのでしょうか?

 支払いのタイミングとして、システム開発発注時とシステム納品時があります。通常は、システム開発発注時と、システム納品時に分割して支払いを行います。この方法は、発注者側、開発者側双方にとってバランスの良い支払い方法です。契約によっては、システム開発発注時一括支払い、システム納品時一括支払いとなる場合もあります。システム開発発注時一括支払いは、信用できる開発者に発注する場合以外は、お奨めしません。



Q:システムにその後、不具合が見つかった場合には直してもらえるのでしょうか?

 修正してもらえます。ただし、修正に時間がかかる場合等は不具合のある機能の一時的な使用停止や使用制限を設ける事があります。その場合、発注者側と開発者側での調整が必要となります。



Q:今付き合っているシステム会社は、総額で○○万円と言ってくるだけで、その根拠を示してくれません。いくら聞いても「説明が難しい」とか「貴方には分からないので」といわれてしまいます。こういうときはどうすればいいのでしょうか?

 システムに必要な機能はシステム開発が始まる前に洗い出されているはずですから、機能毎の開発コストの提出を要求すべきです。また、発注者側が理解できる説明も要求するべきです。最終的に納得のできる資料の提出、説明が得られなかった場合、発注先を変更することを強くお奨めします。



Q:制作納期に間に合わなかった場合にはどうなるのでしょうか?

 発注者側と開発者側が調整を行い、運用開始時期を遅らせるか、システムの機能を制限して(少なくして)納期に間に合わせるといった対策をとります。また、開発者側に明らかな落ち度があった場合、賠償を求めることも可能ですが、依頼者側の指示の内容や開発途中でのやりとりの中に遅延の原因となるものがある場合にはこの限りではりません。